2019年 05月 29日
贅沢な熊谷守一展
去年春に東京近代美術館で見た「熊谷守一いのちを見つめて」の展示を
1年過ぎてこんなに近くでもう一度見ること出来るチャンスに
小躍りした3月末でした。
東京はやがて遠くなりで
混み合う美術展へはあの都美術館の伊藤若冲で懲りました。
東京でのこの展示もその期間の最後の平日それも雨の日
この日ならと思っていましたが侮ってはいけませんトウキョー
ヒトの流れに乗って頭越しの鑑賞は見たのだか見なかったのだかの霧の彼方。
混み合うことに慣れていない田舎暮らしは周りのヒトの数で浮足立ちます。
今回の展示期間は長いので
連休の終わった頃の平日で混まない日を予測しての約束の日でした。
約束の11時の20分早めに着いて向こうのあの桂の木周辺をゆっくり歩き
入り口に向かうとちょうど前を背筋伸ばした大股できれいな歩きようの
約束のヒトが横切りました。
暑すぎず寒すぎない気候の時にだけ会う約束のヒトとは11月以来。
11時に中に入りゆっくり自分ペースで会場を巡り出てきたのは1時でした。
解説も丁寧に読んで前回の展示のあと本を読み映画「モリのいる場所」も観たのに
また興味深く面白い鑑賞になり
古い友人とつかず離れずいっしょに展示を愉しむのは心地良くて嬉しいものでした。
図録の替わりに読みやすそうだった
「熊谷守一 画家と小さな生きものたち」林綾野編・著 \1700と
ずっと前に高崎美術館で知った熊田千佳慕の
「クマチカ昆虫記」ー絵本ファーブル昆虫記のための勉強帖ー\1800を購入
〝小さい人たちのために、虫の愛らしさ、すごさを絵本で伝えようと、
一生懸命につくっていたノートがありました”
ふたりの男の子がいつかばあちゃんに訊ねた時シッタカブリできるかもと
今から勉強しようの未来投資をしました。
スマホ代金の大幅な値下げ余韻が残る散財はここで終わりにします!たぶん。
by karakaze99
| 2019-05-29 21:40
| でかける
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