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庭のあちこちでぽつんと咲き出したすみれの写真を撮って去年は・・・とブログを見ると
3月28日記録でもっと咲いていた様子で
今年は早いと思っていた植物の春はそれほどでもなかったのかもしれません。

それでもこの数日にチューリップと新入り水仙とヒメサボンソウの花が開いて
それを見つけた朝は嬉しいものです。
ハナニラとムスカリは毎日数を増やして咲いているし。
水栽培後のヒヤシンスは花が咲くと切っては室内に運び入れています。
           新入りヒヤシンス↓
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              ヒメサボンソウ一つ目開花↑
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                  さやいんげんがふたつ↑

先週末の電車移動中の読書本はこちら↓ 友人からまわってきました。
2月の電車移動中読んだコチラと同じく
遺したことばを集めたものです。
読んでいてそのことばが響くのは
テレビや映画で見たそのヒトを納得できているからで
警告にしたり同感するからなのだと
また思いました。

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まだ全部は読み終えていないのですが あらまっ!と読み直したところを書き写して
本が手元から離れてもここで読むことにします。

p66どうやったら他人の価値観に振り回されないか?「自立すること」じゃないでしょうか。自分はどうしたいか、何をするべきか、とにかく自分の頭で考えて自分で動く
時に人に頼るのもいいかもしれないけれど、誰にも助けを求められないときにどうするかくらいは考えておかないと。
もっと言えば、その状況をおもしろがれるようになるといいですね。幸せというのは「常にあるもの」でなくて「自分で見つけるもの」。何でもない日常や、とるに足らないように思える人生も、おもしろがってみると、そこに幸せが見つけられるような気がするんです。
         
                 「『こんなはずじゃなかった』それでこそ人生です。」2016年6月


このあいだの児童書の小さなおばあさんは
この希林さんのことばどおり
自分の頭で考えて自分で動いて周囲からどう思われようと
自分の考えた結果をまるごと受け入れてその状況を面白がって暮らしていましたっけ。


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きょうから4月 元号の発表もあって 気持ちを一新するときなのですね。

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by karakaze99 | 2019-04-01 18:44 | | Comments(4)
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庭のあちこちに埋めてある水栽培ヒヤシンスその後の球根数年ものが
花をつけだしています。
外にあるより家のなかのほうがよく目に触れるし
なにより良い香りを逃してなるものか
切って棚の上に。
今年の水栽培ヒヤシンス2個は生育不良で
2月に水から出して外に埋めて
このかたまりピンクは外で咲いた今年のヒヤシンスです。
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きょう本棚を片付けていて見つけた「あたまをつかった小さなおばあさん」
小学校低学年向けの山脇百合子さん(「ぐりとぐら」とか「いやいやえん」とか)の
挿絵たっぷりの話が9つ。
そのまま本棚の前に坐りこんで
この質素で慎ましくて
一人暮らしのなかで不自由があるといろいろ知恵を絞ってそれを解決しようとする
ちいさなおばあさんを読んでしまいました。
内容をもう全然覚えていなかったのもなんだかなーだったけれど
これからもずっと続くひとりの暮らしにちょっと気弱なため息出ていたこの頃には
啓示のようじゃありませんか、ちいさなおばあさんの暮らし様。


好きなのはタマネギとチューリップの球根の区別がつかなくなりうっかり
タマネギを窓辺の植木箱に、チューリップを外のスープ畑に植えてしまったこと。
窓辺の箱でタマネギが太り外の畑でチューリップが咲いた時驚きながらも
「まぁわたしはなんて頭がいいんだろう、スープを作る時手近にタマネギがあって便利だし
外のチューリップは表を通る人たちやガチョウがそれを楽しむだろうから」と
自己満足、すべて結果オーライで暮らしを楽しむちいさなおばあさん。
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ちいさなおばあさんと赤いチョッキを着た12羽のがちょうの絵もほのぼのやさしく
おおきなおばあさん(ワタシ)は読んで楽しくて陽気になりましたとさ、めでたし。


このまま昼ご飯↓を食べて日曜午後は強風のなか
ヨガと骨盤体操(ぺルビック体操)に出かけました。
ねじるポーズにおにぎり1個にすればよかったと・・・まいど思うネキシウム頓服。

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生協のアジフライ 新タマネギと新わかめトマトとアボカドサラダ しそ葉おにぎり



by karakaze99 | 2019-03-24 23:59 | 日常 | Comments(6)

今日から3月


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きのうは久しぶりにしっかり雨降りになりました。
帰りの電車は混んでいて
ほかの電車のトラブルもあって途中の駅で30分電車が停まってしまいました。
そういえばと本を取り出し少し読んで
あとは後半に載っているごはんや味噌汁の写真をぱらぱらと眺めて楽しみました。
まだちゃんと読み終えていないけれど
出かけるのに持って行った本は「粗食のきほん~ごはんと味噌汁だけあればいい~」
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ここでいう粗食とは「粗末な食事」の意味でなくてご飯と味噌汁(と少しのおかず)。
前半は「森のイスキア」の佐藤初女さん(2016.2没)と
食と健康の本でよく見かけるお名前幕内秀夫さんの対談で
後半はご飯と味噌汁の料理編で成っています。

そこを担当された冨田ただすけさんは
私がなんとパソコンのお気に入りサイトに入れて見ていた「白ごはん.com」主宰の
若いヒトでした。
きちんと基本のキのサイトは家族のための食事作り終了の今
あらまっ!と反省しながらの楽しみになっています。
仕事に追われた時期の苦痛でしかなかった食事作り手抜き簡単料理、
いったん抜けて帰宅してざっと夕食作りまた残りの仕事を片付けに戻ったり
仕事場から電話しての店屋物配達で留守番の子どもたちの夕食にしてもらったりの過去あり
の私には当時の「食べることに丁寧に向かう生活」への憧れと後悔が心の隅に残っていて
今頃になってもなんとかしたかったと頭をよぎるあれやこれなのです。

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佐藤初女「最近「これを食べれば病気にならない」「健康になるにはあれを食べよう」
     などという極端なことがはやったりするけど、そういった食事は病気への恐怖や
     生へのこだわりが強くなりすぎて、かえって体に良くないと思う」

幕内秀夫「最近、僕は「情報過食症」という言葉を使うことがあります。
     食べ物の食べ過ぎではなく、情報の食べ過ぎです。・・・・
     色々な情報に右往左往する人が増えました。
     何が「ふつう」の食事なのかわからなくなっている。」


あれ~っ、耳が痛い。アボカド天婦羅やったばかりの右往左往・・・
そのとおりと思います。

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フラワーパークの藤の木は5月の花盛りの待機中↑↓

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ネット記事で鎌田Drの「粗食断食は寿命を縮める悪習慣(和食のほうが体にいいの勘違い)」では50を越えたらメタボより栄養失調に注意しなさいと言っています。
低栄養で60代70代を迎え寝たきり認知症で寿命を縮めないよう
50代になったら効率的に質の高い栄養をとるよう心掛けてください。とあり
野菜とタンパク質をしっかり摂って減塩して運動が大原則です。
を読んだばかりでした。

本の「粗食のきほん」の粗食は「米と具だくさんの味噌汁」という基本が大事といっていて
だから鎌田Drの粗食は肉や乳製品をとらない少ない粗末な食事という意味なので別ものと
情報過食症のわたしは読みました。

情報過食ですが実践過少を悔い改め
長寿は望まず
元気に歩ける暮らしを目標に
今年も6分の一過ぎての残りの10か月
「きちんと食べる意識」が飛ぶことないように気をつけないと。

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午後2時頃のフラワーパーク散歩はそこいらじゅう通行止めで
道を整備したり土を起こしたりの春の集客準備中で
トラックや赤いコーンで立ち入り禁止区域が多かったので
山側の紅梅の写真を撮るくらいでした。
変動する入園料は3月1日は300円。

歩数:3400歩 (2.5Km)



by karakaze99 | 2019-03-01 23:59 | でかける | Comments(4)

白鳥 2

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震えながら撮った白鳥の写真を捨てがたく「その2」になりました。
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先日3回乗り換えて合計2時間弱の各駅電車の中
いちばん隅の席に坐って読んだ本です↓
大きな文字でわかりやすい言葉で書いてあるので読みやすくて
片道で読み終え
帰りの電車でまたいちばん隅の席に坐って再読しました。

表紙の「オフィーリア」は衝撃でした、新聞広告で初めて見た時は。
しばらくパソコンの立ち上げ画面にしていました。
希林さんがいろいろな場面で話した言葉が120集められています。
読むヒトによって腑に落ちる言葉はそれぞれでしょうが~




私が心に留めた希林さんの言葉は
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051「どの夫婦も、夫婦となる縁があったということは、相手のマイナス部分がかならず自分の中にもあるんですよ。それがわかってくると、結婚というものに
納得がいくのではないでしょうか。」
     
        2015.7.映画「あん」公開時のインタビュー










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でもこんな言葉もありました。

021「えっ、私の話で救われる人がいるって?それは依存症というものよ、
                     あなた。自分で考えてよ。」
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by karakaze99 | 2019-02-16 22:22 | 日常 | Comments(4)

待合室携帯本

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表紙は振り向く象
題名でずずっと手が出た「たそがれてゆく子さん」
老いへのカウントダウンを潔く「たそがれてゆく子さん」と言い切って
子どもが家を出て親を送り夫に先立たれカラダはあちこち故障が出ている今を迎え
切実だったり孤独だったり情けなかったりだけれど相変わらずパワフルな日常で
あとがきでは「今は  ♪すこーしも 寂しくはないわっ♫」と歌っていた


臆病に生きてきたわたしとは全く違った生きようなのに
有難くも
生きてきた年数は同じくらいなので
そこに同じような家族の変遷があって
それを生き抜いているパワーに圧倒され激励される
あー読んでよかった

あっけらかんとこちらも楽になり救済される気分で
たそがれて体調不良の病院通いに読むにはタイムリーだったよう
 
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咲き始めの頃の半分の大きさなってぽつぽつ咲き続けているたそがれ朝顔↓
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by karakaze99 | 2018-09-22 23:52 | 日常 | Comments(0)

9月

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先延ばししてきた草取りを再開
蚊がようやく出始めていて蚊取り線香を傍に置いてもそこいらじゅう刺された
あちらも必死
蚊の研究をする天才少年が
「いずれ世界中の蚊が血を吸わない蚊になる研究をする」と言っていた
それは人間と蚊の薩長同盟かも
きばれ天才少年ちぇすとーっ!(NHK西郷どん見過ぎ)
幕末の志士の如く未来を切り拓く若いヒトはいい





荒れた庭では毎年1本ひょろひょろ伸びる高砂百合とヤブランが咲いていた
あんなに暑くても季節を守っている
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今一歩カラダに力が戻らなかった8月が終わり
パソコンも繋がったりブツっと切れたり画面が飛んだりで
点検に出さなくてはと横目で見ているうちに9月になってしまった



きょう美容院でカットと透明のヘアマニキュア(白髪メッシュ状態)をしてきた
少し早いけれど気持ちをあげるには手っ取り早い
鏡の前に置かれた雑誌数冊の一番上「クロワッサン」を広げたら
伊藤比呂美さんの晴れやかな笑顔の写真と目が合って
「いい顔だなぁ」となんども眺めてにんまり


2番目がお腹にいた頃
今はもうない近所の本屋さんでその題名だけで買い込んで読んで衝撃だった
「良いおっぱい悪いおっぱい」で出会ったヒト
難しい本は読めないので「女の一生」とか「比呂美の万事OK身の上相談」とか読んでは目からうろこで感動して笑い
父を送ってから「読み解き般若心経」そして「父の生きる」は
同じ大正11年生まれの私の父の晩年を重ねてなんども読み直して
その時の自分の気持ちを言葉で探したりしたものだった
生きる恩人のようなヒト



新刊「たそがれてゆく子さん」8月半ばに出たらしい

また本の題名買い
「たそがれてゆく子さん」ツボです
ポチっ



by karakaze99 | 2018-09-03 23:50 | 日常 | Comments(2)

掘り出し物 1

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貰った苗2つのもうひとつが今朝初めて咲いた
群青色というのか紫がかった青色の大きな朝顔だった
屏風絵だったか金色の背景にこの色の朝顔が描かれたのをテレビで見たか本で見たか
記憶に残っていたのが重なり正統派の日本的な朝顔に感じる

葉も大きくて植木鉢の中で窮屈そうに咲いている
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ミシンの「個人指導方式」ご都合のよい日お知らせください
洋裁をスピーディーにマスターできるリッカーシステム

専門教育を受けた洋裁女教師がお宅へお伺いいたします


これは今ミシンの扱いに悩む私に救いの言葉か⁉

リッカーミシン?
その懐かしい黒電話受話器?
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さよならトウキョウ
つぎはメキシコで会いましょう
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こんな写真のあいだにあった広告のぺージのひとつが黒電話のリッカーミシン「個人指導方式」
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7年前引き取ってそのままだった段ボール箱にあった↑東京オリンピック写真特集「週刊読売」のなか
これは54年前の東京オリンピック はだしのアべべとか東洋の魔女とか体操の小野選手とか
遠い記憶がよみがえる
父の残したもの紙おむつや未使用の下着やパジャマなどはもらってくれるヒトがいて片付いたが
書き残したものとか本とか毎回広げてはまたしまっている
そのなかの雑誌
選手の写真もいいけれどなにより50年前の広告のページが面白くて見入ってしまう

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裏表紙にアリナミンの広告
アリナミンの息の長さよ50年
効能に:神経痛 肩こり 腰痛 激しい疲れ までは今と同じとして
心臓病 便秘 仮性近視 に驚く

「便秘」はニンニク臭のアリナミンのにんにく成分が腸の蠕動運動に貢献するとか想像もするけれど
「仮性近視」と「心臓病」に効果ありの50年前の根拠はなんだったのだろう
すぐ検索できる時代につき あとで調べてみよう

なんてことで片付けは 一歩進んで二歩下がる♬わんつーわんつー♩


by karakaze99 | 2018-07-15 21:53 | 日常 | Comments(0)

ネィティブ?

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水道山で咲いていたシロバナタンポポ。

電車に乗る時最近持ち歩いているのは2006年度版の「雑草ノオト」
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もう10年以上前に
たぶんネットで購入して あまり読まないまま2階の本棚にあった。
これが今読むと面白い。

庭の草取りしていて、タンポポはとりあえず抜かない雑草の仲間。
黄色い花と丸い毛玉のうちはそのまま
それが終わると抜くのがわたしの草取りの雑草線引きのよう。

本のなかのタンポポの項にこのシロバナタンポポのことが書いてあった。
この辺りはカントウタンポポという黄色い花が主流。
シロバナタンポポは中部地方以西の植物で
戦前戦中の頃は関東にはない筈の植物だったとのこと。
けれど北関東の足利山辺地区で野生化していたという。
むかし京都と交流があって運ばれてきたという推測がされていた。

今は交通網発達していてトラックのタイヤなどについたタネから
関東でもシロバナタンポポがあちこちで見られるらしい。

その後は明治時代に渡来したセイヨウタンポポが繁殖力凄くて
今はほとんど雑種も含めてセイヨウタンポポに駆逐されている
と10年以上前のこの本で書かれていた。

ということは 
このシロバナタンポポは
戦前戦後以前からのこの地域限定の在来種シロバナタンポポで
セイヨウに抗う勇士?いや土着・・・
          ネィティブダンデライオン?!




by karakaze99 | 2018-04-21 23:07 | 日常 | Comments(2)

ルピナスさん




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カサバ(傘葉)ルピナス 傘咲きルピナスともいうらしい。
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この小さめの白いうぶ毛のある青緑色の葉が魅力的。
久しぶりの新入り苗、ひとつ200円2つ購入。
植える場所なくてチューリップのあいだに植えた、
さてどれくらい大きくなるか。
もちろんこれからは、種採って来年に繋げるつもり、一年草とのこと。


絵本「ルピナスさん」でルピナスさんがタネをポケットに入れて
蒔き歩いて島じゅうルピナスの花でいっぱいにしたのは
宿根ルピナスかな。
宿根ラッセルルピナスは以前日光歩いた時道端でよく見かけた。
(日光は涼しい)
この辺りでは夏が暑すぎて、夏を越えられないのかもしれない。
↓フラワーパークで見たルピナス円錐の塔!
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去年の3月4月の2か月間だけ、里帰り出産の娘と4才孫と暮らす。
偶然地場野菜売り場で50円のルピナスに出会って、
ほんもののルピナスの花を見せることが出来た。
植木鉢でながい期間花咲き続いて、ぐんぐん穂を伸ばして
庭にひとつだからよけい注目の的ピンク色のルピナス
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1才の誕生日に「ルピナスさん」絵本を送っている。
いつか読んでね、それでね
「おばあちゃんはずっとおばあちゃんだったわけではないんだよ」


ルピナスさんは若い頃は図書館の仕事をずっとして(ちゃんと働いて)
そのあと世界中を旅していろいろな出会いを知って(夢をかなえて)
年とってからだが衰えた時、花の種を蒔いて花でいっぱいにして
世の中をきれいにする(できることで誰かのため)
からだが動かなくなった時ベッドの周りの子どもたちに、
ルピナスのタネが風や鳥に運ばれて広がるという(出会い)を
子供たちに(伝え)る
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すくっとした姿勢で凛と立つルピナスさんはわたしの憧れ
孤独でも孤立はしていないは希望
わたしにできるナニカは探していくつもり

by karakaze99 | 2018-04-10 23:59 | | Comments(0)

本読み熱一過

目の衰えよりも意欲の衰え・・で小説を読むことは 遠くに置いてきたのだったけれど、


受賞のTVニュースでお見かけした姿の おおらかな思慮深い様子が気持ちに残り、
その後 運転しているときに 
ラジオのクメさん番組のゲストとして喋っているのを偶然耳にして惹かれ、
そのまま
本屋に直行したのは1月はじめ。

単行本よりいろいろ掲載のある「文藝春秋」でと探したところ
店員さんはそれは「文藝」冬号ですよというものだから
流れで取り寄せ依頼してきた。


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本屋さんから届いたと連絡をもらったのは2月14日のこと、
待ちきれず単行本と小冊子を読んだ後だった。

で、今日 文藝春秋3月号発売、芥川賞受賞作品掲載を知ったのでした・・・




************************************


74才独り暮らし桃子さんの
頭の中に浮かぶたくさんの言葉、たくさんの人の盛大な井戸端会議のような~
桃子さんの独り言で始まり終わるので~
それを私に重ねてしまい
父の晩年の姿にも重ねてしまい、
勢いのまま3時間くらいで一気に読んでしまったという
私らしくない本読みになり自分で驚いた。


オラダバオメダ、オメダバオラダ、オラダバオメダ、オメダバオラダ・・・
桃子さんの頭の中の音だか声だかの重低音の繰り返しは 
そこを声出して読んでみた私まで取り込んで
モモコサンハワタシ、ワタシハモモコサン、モモコサンハワタシ・・


若竹さんはご主人を亡くして「あの人が死んでしまった」と草や木に話しかけると、
一緒に悲しんで、応えてくれるような気がしたけれど、時間が経つとどうやくそれが
自分の内側から聞こえてくるとわかって、自分の中に大勢の人がいると思ったそうで、

それで「孤独なおばあさんが自分の中の大勢の人と一緒に生きて寂しさを乗り越えよう」
みたいな小説を書きたいと思った、と話している。(文藝:対談のなかより)



ありがとう若竹さん
私は桃子さんより10こくらい年下だけれど孤独なおばあさんです。
親たち送り 夫も子供らも出て行って
世間から必要とされる役割は・・・
「はいっ」と手を挙げなければ・・・なし。
からだもそこここ傷みがきて 
桃子さんの年齢になった時
山を登れる自信はない。
でも74になった時
「おらの今は、こわいものなし。」
の孤独なおばあさんになりたいと思います。







いろんなひとりがあって、ひとりはひとりであっていい、生きるべし。
          (小冊子の裏にあった読者の声(50代女性))


んだともっ !

   
*********************************************************
(おらおらでひとりいぐも P69~P70抜粋)

自分の内側から聴こえてくる様々な声、それこそわが友、わがはらからと思っている節がある。
自分のような人間、容易に人と打ち解けられず孤立した人間が、それでも何とか前を向いていられるのは、自分の心を友とする、心の発見があるからである。桃子さんはそう思っている。自分はひとりだけれどひとりではない、大勢の人間が自分の中に同居していて、さまざまに考えているのだという夢想は桃子さんを気強くもさせた。世間は仲間だのきずなだのを強調して、それがない者はどこか欠陥があるように言う風潮があるが、大きなお世話、そんな人間こそ弱いのである。弱いから群れるのであると虚勢を張った。

  











by karakaze99 | 2018-02-18 23:59 | 日常 | Comments(0)
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